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就労移行支援は2年過ぎたらどうなる?期間の延長や終了後の対処法について

就労移行支援は、障がいや難病がある人の就職を支援する福祉サービスです。
「利用してみたいけれど、自分には向いていないかもしれない」
「すでに通っているけど、自分に合っていない気がする」
とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、就労移行支援の利用が向いていない人の特徴や、向いていないと感じた場合の対処法を紹介します。具体例を交えて解説しますので、利用を検討する際の参考にしてください。

このコラムを読んでもらいたい方

  • 就労移行支援を利用しようと考えている方
  • 2年間が過ぎ延長利用を行いたい方
  • 2年間が過ぎ延長期間も終了してしまった方

このコラムを読んで得られる情報

  • 就労移行支援事業所の利用延長は可能なのか
  • 就労移行支援事業所の利用延長の条件とはなにか
  • 利用延長期間が終わった後の流れ
  • 利用延長期間が終わった後の選択肢

就労移行支援の概要

就労移行支援事業所とは、障がいのある人や難病を抱えている人が社会参加できるように支援する障がい福祉サービスです。

具体的には、一般企業への就職を目指している障がいや難病を抱えている人が仕事に関する知識やスキルなどを向上させ、実習で経験を積み、就職活動をサポートします。就労移行支援事業所では国からの補助が受けられるため、世帯所得にもよりますが利用料の総額1割を上限に、負担上限額が決められています。

多くの人は、金銭的な負担を抑えた状態でのサービス利用が可能です。就職を目指しているものの、なかなかうまくいかない人にとっては、大きな助けとなるでしょう。

利用期間は原則2年(24カ月)以内と決められていますが、条件付きで延長できる場合もあります。詳しい条件や申請方法は後半に説明します。

「2年を過ぎたらどうしよう…」不安に思う人たちの声

就労移行支援事業所で2年の期限を経過した後はどのようになるのでしょうか。なかには不安に思う方もおり、次のような声が上がっています。

・30代男性
「就労移行に通い訓練を受けているが、いまいち力が付いた実感がわかない。このままだと2年間で就職できそうにない」

・10代女性
「高校を卒業後すぐに就労移行に入所したが、就労経験不足から2年間では時間が足りず、支援期間を過ぎてしまいそう」

・20代男性
「就労移行に通い、就職に関する力は付いたが、自分の興味のある職種が見つからず就職先が決まらない。このままだと支援期間が終わってしまう」

・20代男性
「業務内容や職場環境に対するこだわりの条件が多く、希望の環境で就職できないかも。もうすぐ2年経って就職できずに卒業になってしまう」

・30代女性
「利用を考えているが、一生のうち2年利用できないのでまだ利用はしたくない」

・20代女性
「学校卒業後に入所したかったが、就労経験が少なく学ぶことが多くなった。2年を費やすのはもったいない」

・30代女性
「2年しか使えないので、とりあえずハローワークを利用している」

就労移行支援事業所の利用期間に対する不安は、さまざまな方が抱えている問題です。

利用中の人の多くは「この調子だと2年以上かかりそう」「資格やスキルがないので就職先が見つからず2年経ってしまう」などの声がありました。また、利用前の人からは「今使ったら無駄になるかも」「まずは別のサービスを使うべきか」などの声がありました。

2年の期限を気にしている人は就労移行の利用前後に関係なく、多い傾向にあります。

就労移行支援は利用期間を延長できる場合がある

就労移行支援の利用期間は、原則2年間です。しかし、やむを得ない事情等により市区町村に延長の申請をすると、最長12カ月間の延長が認められることがあります。

ただし、申請したからといって必ず延長できるわけではなく注意が必要です。あくまでも、利用期間を延長することで「就職の見込みがある」と市区町村が認めた方のみです。
必要性が認められる場合の具体例は以下の通りです。

  • 採用が内定しているが、採用日までに日があり訓練を希望している場合
  • 利用期間の終了日が職場実習中の場合
  • 近いうちに職場実習の予定がある場合
  • コロナ禍の影響で就活が難航している場合

上記の理由であれば就労移行支援の延長は可能ですが、そのためには市区町村に申請して認められることが必要ということに注意してください。

利用期間を延長するための申請方法

就労移行支援事業所の利用期間延長を申請する方法は、自治体によってさまざまです。就労移行支援事業所のスタッフにサポートをお願いすることで確実な手続きが可能となります。ここでは、延長が認められるまでのステップについてご紹介します。

  1. 本人もしくは就労移行支援事業所が延長申請書を作成し、お住まいの自治体に申請します。
  2. 自治体の審査会が提出書類をもとに延長の可否について審査します。
  3. 自治体の審議の結果、延長の必要性を認められた場合、支給が決定します。

※審査には時間がかかります。利用終了の1~2カ月前には延長の申請をしておきましょう。

利用期間の延長に必要な書類の例

申請時に求められる可能性の高い書類は、以下の通りです。

  • 通所開始時の個別支援計画書
  • 直近の個別支援計画書
  • 訓練等給付等延長意見書・支援内容報告書(審査会審議用)

市区町村によって必要な書類やフォーマットは異なる場合があります。2年間を超えて延長利用をしたい場合は、通所先事業所の支援員に相談するとよいでしょう。

就労移行支援が延長できなかった場合の対処法5つ

2年を過ぎて延長ができなかった場合の選択肢には、次のようなものがあります。

  • 就労継続支援A型を利用する
  • 就労継続支援B型を利用する
  • 障害者就業・生活支援センターを利用する
  • ハローワークの職業訓練を利用する
  • 就職エージェントを利用する

延長できなかった場合でも選択肢を変えることで就職先を探すことは可能です。詳しく説明していきます。

就労継続支援A型を利用する

延長ができなかった場合の選択肢として、就労継続支援の利用も検討しましょう。

就労継続支援A型は、一般企業での就労が困難な障がいのある方が、雇用契約を結んで働ける場所として提供されています。就労移行支援事業所と同じ障害福祉サービスの1つで、1日〇時間、週〇日、という契約で最低賃金以上(アルバイト並み)の給与を受け取れます。

就労移行支援とは違い利用期間に制限がないため、就労継続支援A型に通い収入を得ながら、一般就労を目指す方もいます。

就労継続支援B型を利用する

就労継続支援A型よりも、ゆっくり通いたい方の選択肢として就労継続支援B型があります。就労継続支援B型は、一般企業や就労継続支援A型での就労が困難な障がいのある方が働ける場所として提供されています。

就労移行支援事業所や前述した就労継続支援A型と同じ障害福祉サービスの1つで、一般就労やA型とは違い雇用契約は結びません。自分の体調に合わせて通所ペースなどの調整が行える上、工賃として月1~2万円程度が受け取れます。

こちらも就労移行支援とは違い利用期間に制限がないため、就労継続支援B型に通い少しでも収入を得ながら、一般就労を目指す方もいます。

障害者就業・生活支援センターを利用する

自分だけで就職先を探すことに不安があり、相談しながら就職活動を進めたい方は障害者就業・生活支援センターを利用することも検討しましょう。

障害者就業・生活支援センターは障害者の就業と日常生活をサポートする公的機関で、通称「なかぽつ」「就ぽつ」と呼ばれる施設です。障がいのある方(障害者手帳はなくてもよい)やその家族が無料で利用できる点が特徴です。就職活動に関することはもちろん、生活面についても相談可能です。

ハローワークの職業訓練を利用する

就職活動だけでなく、就職に関するスキルを身に付けたい方は、ハローワークで行っている職業訓練を利用することも選択肢の一つです。ハローワークでは「ハロートレーニング」と呼ばれる離職者訓練・求職者支援訓練を行っています。

雇用保険の受給資格がない人も利用でき、IT、事務、介護スキルなどの講座が学べます。受講は無料(テキスト代などは自己負担)となっています。ただし、障がいのある方に特化した制度ではないので特別な配慮はなく、週5日ペースで通う必要があります。

就職エージェントを利用する

就職を最優先に考えている方は、就職エージェントの利用も検討しましょう。就職エージェントのなかには、障害者雇用(障害者手帳を持つ人)に特化したエージェントもいるため、障がいの特性を理解した上で就職活動をサポートしてくれます。

ハローワークにはない大手企業や優良企業の求人を紹介してもらえることもあるため、ハローワークと併用している方も多くいます。求職者は、相談から就職まで無料(費用は企業が負担する仕組み)でサービスを受けられます。

2年以内で就職できる就労移行支援事業所の選び方

2年を過ぎて就労移行支援事業所の延長ができなかった場合でも、選択肢を変えることで就職先を探すことはできます。とはいえ、就労移行支援の利用期間内に生活環境を整えて、自分に合った仕事に就けるのがベストではないでしょうか。

そのためには、自分に合った就労移行支援事業所の選び方が大切です。選ぶ際のポイントには、次のようなものがあります。

  • 通いやすい場所にあるか
  • カリキュラムが自分に合っているか
  • 事業所や支援員の雰囲気がよいか

これから就労移行支援事業所を探す際のポイントとして、参考にしてください。

通いやすい場所にあるか

通いやすい場所かどうかを比較して就労移行支援事業所を探すのも、選び方のひとつです。就労移行支援事業所は定期的に通う必要があるため、無理なく通い続けられる距離にあるかどうかをチェックしてください。

いくら魅力的なサービスやカリキュラムを提供している事業所でも、自宅から離れていると通所するだけでも一苦労で、継続して通うことが難しくなる可能性があります。だからこそ、自分にとって無理なく通えるかどうかをチェックしておきましょう。

なお、距離が近くても、電車で通う場合、時間帯によっては通勤ラッシュに巻き込まれる可能性があるため注意してください。考え方によっては、新しい就職先への通勤練習とも受け取れるため、適度に離れつつも「遠すぎず近すぎず」の位置にある事業所を意図的に探してみるのも選び方のひとつです。

カリキュラムが自分に合っているか

就労移行支援事業所によって提供しているカリキュラムに違いがあるため、自分が求めるカリキュラムがあるかどうかも選び方のポイントです。たとえば、プログラミングスキルを身に付けてIT系の企業で働きたいと考えている場合、そのようなスキルを身に付けられる事業所を選ぶ必要があります。

同様に、簿記のスキルを身に付けて経理として働きたいのであれば、そのようなカリキュラムがある事業所、さらには簿記の資格取得が可能な事業所などが理想でしょう。

一方で、専門的ではなく、コミュニケーションスキルのような基本的なビジネススキルを身に付けたい場合は、カリキュラムにトレーニングが組み込まれている事業所を探してみてください。

事業所や支援員の雰囲気がよいか

就労移行支援事業所内の雰囲気や担当支援員との相性がいいかどうかも、選び方として大切です。利用者は、就労に向けて支援員と二人三脚で取り組んでいくため、話しかけづらい、言葉遣いが気になるといったポイントがあると、なかなか思うように就職活動などに取り組めなくなります。

また、事業所内の環境や雰囲気、利用者の年齢層や性別などもチェックポイントとなり得ます。自分が利用するとなった場合「ここに通うのが嫌にならないか」「毎日気持ちよく利用できそうか」といった視点から考えてみてください。

就労移行支援なら「ノードワークス」

今回は、就労移行支援は2年過ぎたらどうなるのか解説しました。原則として利用期間は「2年間」ですが、状況によっては延長・再利用ができます。就労移行支援事業所は各地にあるため、利用条件だけでなく提供しているサポート内容なども含めて自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

ノードワークスは、綾瀬・海老名エリアを中心にサービスを提供している就労移行支援事業所です。さまざまなカリキュラムを通して、仕事で必要なスキルや知識を身に付けられます。また、職場・職種体験を通して仕事のイメージを膨らませることも可能です。

興味のある方は見学にいらしてください。申し込みは、電話か公式サイトの問い合わせフォームから行えます。

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