お金の使い方を整理する力を身につけよう!「金銭管理」の講座について【今週のノードワークス・綾瀬】
みなさんこんにちは!ノードワークス綾瀬 若月です。
今回はノードワークスが行っている「金銭管理」の訓練内容をご紹介します。
金銭管理とは?
金銭管理とは、社会人として経済的に自立し、より良い暮らしを送るために、金銭に関する知識と判断力、管理力を身に着ける講座です。
発達障がいや、精神障がいをお持ちの方は、細かい金銭管理を苦手としている場合が多く、症状や特性によっては浪費や借金などの問題を抱えやすい傾向にあります。
計画的に金銭管理を行うためには、自分の特徴を理解したうえで、適切な対策を取る必要性があります。
例えば、ASD(自閉症スペクトラム障がい)の方の特性の一つに、自分の興味を持ったことに対しての集中力が著しいといったことがあります。この特性をお持ちの方が興味の対象となるものに対して、浪費しすぎてしまうケースがあります。
使う金額は人によってことなりますが、生活費を他の用途へ使ってしまったり、浪費によって借金をしたりするケースが実際にはあります。
また、ADHD(注意欠如多動性障がい)の方の特性として、計画的な金銭管理が苦手であり、無駄使いや衝動買いをしてしまう傾向にあります。
これは、予算の計画を立てたり、収支計算が苦手な場合が多く、使える金額を予算内に納めることが困難になっていると考えられます。
このように社会生活の自立において金銭管理ができていないと、さまざまな問題を抱える要因になってしまうので、その部分を消費、浪費、自分にとっての投資といった観点から整理する力を身につけていきます。
具体的には、消費とは「支払い=効果(影響)」のことを指し、光熱費や交通費などといった生活費にあたるものを指します。
浪費とは、金銭や物、勢力などを無駄に使うことです。
投資とは、「支払い<効果(影響)」の事を指し、この金銭管理の講座の中では、投資や資産や株式がメインの内容ではなく、自分自身にとっての投資についてです。勉強会やセミナー費、人脈を広げる交際費などといったものになります。
これらを支出の黄金比と当てはめ、自分が希望するライフプランと照らし合わせた時、必要額と理想の支出額を算出し、管理できる力を養っていく訓練になります。
また、必要額を得るためには、どのような職種に就き、そんなスキルを習得すべきなのかといった点からも訓練していきます。
まとめ
今回は金銭管理についての内容について簡単に紹介しました。障がいをお持ちの方にとって金銭管理は生涯に渡り、生活していく上でついて回る問題の一つです。
そんな金銭管理講座に少しでも興味関心を持っていただけたら幸いです。
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